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新鮮な野菜の収穫体験!親子で遊びつくせる『アグリパークゆめすぎと』
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- 2016年09月01日
関東平野のど真ん中、埼玉県北部の利根地域が「子連れのお出かけにぴったり!」と、今にわかに注目されています。\r\n\r\n東京都心から約60km。\r\n「ここが首都圏!?」と思うような、のどかな田園風景と、充実した体験スポットに、子どももママも大満足!\r\n\r\n埼玉県が誇る米どころ杉戸町の「アグリパークゆめすぎと」は、まさに1か所で利根地区の魅力をぎゅっと凝縮。\r\n新鮮な野菜を収穫して、おいしいご飯を食べて、めいっぱい遊んでーー。\r\n\r\n「どこに行こうかな?」と迷ったときに、ぜひ行きたい埼玉北部の知られざる顔をご紹介します。\r\n\r\n
子どもとどこにお出かけするか迷ったときの救世主
\r\n\r\n夏や秋の行楽シーズンは「とにかくたくさんお出かけしたい!」というご家庭も多いのでは?\r\nでも、「そこも行ったし、ここも行ったし。あそこはちょっと遠いから日帰りはちょっと…」と、行き先選びもひと苦労。\r\n\r\nそんななか、「家族でたっぷり遊べる」と、にわかに注目されているのが、埼玉県の利根地域。\r\n現在「Discover利根」と称して、家族に優しい取り組みをおこなっているそう。\r\n\r\nそこで今回、家族で行くとどんな風に楽しめるのかモニターツアー参加し、3回にわたってレポートします!\r\n\r\n
ところで「利根地域」って…どこ?
\r\n\r\n地元や馴染みのある人以外は、なかなかピンとこないかもしれませんが、利根地域とは行田市、加須市、羽生市、久喜市、蓮田市、幸手市、白岡市、宮代市、杉戸町の9市町のこと。\r\n\r\n群馬県、栃木県、茨城県、千葉県のいずれかと県境を接するか、ほど近いところに位置しています。\r\n\r\nだから、首都圏・埼玉でありながら、とにかく自然がいっぱい、おいしいものがいっぱいあるんです。\r\n\r\n
安心野菜を収穫体験!
\r\n\r\nまず最初に訪れたのは「道の駅アグリパークゆめすぎと」。\r\n\r\n\r\n\r\n日本全国に道の駅はたくさんありますが、こちらを単なる道の駅とあなどるなかれ。\r\n\r\nまず何より10万平方メートルという敷地の広さにびっくり。\r\nそしてこの1か所で、野菜の収穫体験からバーベキュー、じゃぶじゃぶ池にふわふわドーム、手作り教室まで、とにかく1日中遊べる施設なのです。\r\n\r\n訪れたら、真っ先に行きたいのは、カントリー農園の「収穫体験」。\r\n季節ごとに約20種類の野菜を収穫することができます。\r\n\r\n\r\n\r\n個人で訪れる場合、予約は不要。\r\n当日にそのまま受付に行って、その日に収穫できる野菜を好きなだけ収穫して、収穫した分だけお支払い。\r\n何か採れるかは事前にホームページで確認することもできます。\r\n\r\n私たちが訪れた7月下旬のこの日は、枝豆(茶豆)、なす、ピーマン、玉ねぎ、トマト、ミニトマトの全6種類が収穫できました。\r\n\r\n\r\n\r\nわが家の2歳児は初めての収穫体験。\r\n\r\n「おやさい、とるー!」\r\nと、始まる前からやる気満々。\r\n畑と我が子、シャッターチャンスが満載です。\r\n\r\nカントリー農園の田中潤さん曰く「農薬や化学肥料を限りなく減らしているから虫もたくさんいるし、草も生えてる。その代わり、安心安全な野菜ばかり」とのこと。\r\n\r\n実際、虫もいますが、うちの2歳児はバッタを追いかけまわして捕まえて得意げな顔。\r\nその日に来ていたお兄ちゃんたちはさらにカエルを捕まえたり、カマキリを探したりと、収穫と一緒に虫取りも楽しんでいました。\r\n\r\n\r\n\r\n茶豆は2歳児一人で引っこ抜くのは大変でしたが、親子の共同作業も楽しい思い出。\r\n\r\nそして、何より安い!\r\n茶豆は一株60円。2株でスーパーで1袋500円くらいで売っている量にはなります。\r\n\r\nしかも、コクがあって甘くて、とってもおいしい!\r\n我が家は4株収穫しましたが、そのうち半分は娘がぺろり。あっという間になくなりました。\r\n\r\n\r\n\r\nその他の野菜も、トマト1kg400円、玉ねぎM袋いっぱい500円、なす3本100円とどれもびっくりするほど安くて、大きな野菜の袋を抱えている家族もちらほら。\r\n\r\n土や葉っぱがついたまま野菜を持って帰ったら、家での処理が大変なので、受付脇の水道&ハサミを貸してくれて、ちゃんと処理させてくれます。\r\n\r\nここで切り落とした葉っぱは、堆肥として畑に還元。\r\nもう少し大きい子だったら、そんな説明もしてあげられるかも。\r\n\r\nこの葉っぱから実をより分ける作業も子どもには新鮮なようで、「はい、これはママの」「これは、ばあば」といいながら、結構な戦力として甲斐甲斐しく働いてくれました。\r\n\r\n
新鮮野菜はBBQですぐ食べられる!
\r\n\r\n収穫した野菜はお土産としてはもちろんですが、「アグリパークゆめすぎと」に併設されたバーベキューテラスで、採れたてをそのまま食べるというのも可能。\r\n\r\nさらに「道の駅」なので、足りない食材は農産物直売所で購入すればOK。\r\nコンロのレンタルもあります。\r\n\r\n「バーベキューは準備が大変だから」という人は、「食堂あぐり亭」へ。\r\n\r\nここ杉戸町はお米の名産地で、ご飯はすべて杉戸産特別栽培米を使用。\r\n\r\n\r\nうどんもすべて杉戸産の米粉を使って作っています。\r\nもちもちした食感のうどんは必食です。\r\n\r\n食後は、広い芝生の上で走り回るもよし、噴水から水が飛び出るじゃぶじゃぶ池で遊ぶもよし、ふわふわドームで飛び跳ねるもよし。\r\n体を動かして子どもたちも大満足。\r\n\r\n土日祝日は、木材を使ったクラフト教室も行われています。\r\n200円の一番簡単なコースは3歳くらいから参加できるそう。\r\n\r\n行ったらいつでも参加できるので、作って、のりを乾かしている間に外で遊んだり、ご飯を食べたりすれば、旅の記念品も一緒に持って帰ることができます。\r\n\r\n現地でも楽しくて、帰ってからも「これ、一緒に採ったお野菜だよ」といいながら食卓を囲めて、幸せ気分を家でも味わえる。\r\n「道の駅」の常識を超えた楽しみ方ができる「アグリパークゆめすぎと」。\r\n\r\n収穫だけなら1時間ちょっと見ておけば大丈夫だと思いますが、せっかくなら半日以上ゆっくり過ごすのがオススメです。\r\n\r\n
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- 吉田 理栄子
- 1975年生まれ、徳島県出身。大学卒業後OL生活を満喫するも、昔の夢をあきらめきれずマスコミ業界へ。旅行系出版社などを経て、雑誌『ロケーションジャパン』編集長就任。産後半年で復職したが、ライフワークバランスで悩み、1年半の試行錯誤の末、2015年秋フリーランスに転身。旅、人、女性の働き方などをテーマに執筆活動を行う。
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