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イギリスの新米ママ向けイベント「抱っこ紐図書館」 をご紹介!
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- 2016年04月27日
私が所属する出産前後の両親をサポートするボランティア団体では、各種さまざまなイベントを開催しています。\r\n\r\nその中の大人気イベントの一つ、「抱っこ紐図書館(Sling Library)」をご紹介します。\r\n
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- スリングや抱っこ紐の使い方を伝授
- 予約の必要なし!カフェで気軽に参加
- スリング・抱っこ紐はレンタルも可能
- 営利目的ではない、パパママ目線でのアドバイス
- 両親学級でニーズあり?
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スリングや抱っこ紐の使い方を伝授
\r\n\r\n\r\n「抱っこ紐図書館(Sling Library)」とは、ベビーウェアリング(Babywearing)という、スリングや抱っこ紐を用いて赤ちゃんを密着させて抱っこやおんぶをする方法を教えてくれる教室です。\r\n\r\nコンサルタントの免許を持っているボランティアが主導で、スリングや抱っこ紐の実際の使い方をアドバイスしてくれます。\r\n\r\nこの教室の特色は、スリングや抱っこ紐は単に赤ちゃんを運ぶ道具ではない、と教えてくれること。\r\n\r\nマンツーマンで、主に以下のような内容の相談にのってもらえます。\r\n
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- 親と赤ちゃんにとって最適なスリング選び
- スリングの安全な使い方
- 快適でラクな使い方
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予約の必要なし!カフェで気軽に参加
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こちらのイベントはイギリスらしく(?)、カフェで行われることが多いです。\r\n特に予約などの必要はなく、開催時間内に行けば気軽に参加することができます。
\r\nまた、2016年4月14日の記事(イギリスに学ぶ、 新米ママだけでなく妊婦さんも参加できるイベントとは)で紹介している「妊婦さん、赤ちゃん、集まれ!」というイベントと抱き合わせで開催されることもあります。\r\n\r\nコンサルタントのボランティアからの情報を得るだけでなく、他の新米ママや妊婦さんと情報交換をすることもできます。\r\n\r\nいつも賑わう大人気のこのイベント。\r\n予約を取るわずらわしさはないのですが、順番を待たなければならない場合もあります。\r\n\r\nしかし、待ち時間はお茶を飲んだり、他のボランティアとお話ししたりできるように配慮がなされていますので、安心してください。\r\n\r\n\r\n
スリング・抱っこ紐はレンタルも可能
\r\n\r\n\r\n主導しているボランティアのスリングや抱っこ紐のコレクションはなんと約150点にも及びます。\r\n参加者はその中から試してみたいものを選び、レンタルすることができます。\r\n\r\n料金は4週間で10ポンド、日本円で約1,567円です(2016年4月21日現在)。\r\n利用には、申請書の記入と身分証明書の提示が必要です。\r\n\r\nこのレンタル料を元手に、ボランティア団体では新しいコレクションを購入します。\r\n販売業者も宣伝になりますので、一般の方よりも、割引価格で購入できる場合もあります。\r\n\r\nまた、必要でなくなった状態のいいスリングや抱っこ紐の寄付も随時、募集しています。\r\n\r\n
営利目的ではない、パパママ目線でのアドバイス
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もうひとつ注目すべきポイントは、実際に使うママやパパの目線でスリングや抱っこ紐をじっくり選べること。
\r\nコンサルタントは販売業者ではありませんので、特定の商品を勧められるということはありません。\r\nママやパパがどう思うかということを丁寧に聞いてくれます。\r\n\r\n最近はたくさんの種類の抱っこ紐やスリングが販売されていますが、どれにしていいか本当に迷いますし、決して安価ではない商品も多いですので、じっくり考えてから購入できるのはうれしいですね。\r\n\r\n私はインターネットや友人の口コミを元に購入したのですが、最初は慣れなくて装着に苦労しました。\r\n\r\nママの体に負担がかからず、子どもとスキンシップもはかれる使い方をプロから直接教えてもらえるのはありがたいなと思います。\r\n\r\n
両親学級でニーズあり?
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私は日本で妊娠・出産を経験しました。
\r\n出産前に参加した自治体の両親学級の主な内容は、妊婦の食生活や沐浴練習、夫の妊婦体験といった内容。\r\nそして出産後の赤ちゃん教室では離乳食や歯の磨き方を教わりました。\r\n\r\n地元の子育て支援センターで、抱っこ紐の使い方を他のママさんたちに聞いている方を見かけたことがあります。抱っこ紐に関する講座や相談を開催しているところは、今はまだ少数に思えますが、きっとニーズは多いのではないでしょうか。\r\n\r\n特定の商品を案内するような内容は行政としては難しいのかもしれませんが、子育て支援団体のNPOなどと連携して、このようなイベントを実施するのは可能かもしれませんね!
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- 川崎 裕子
- 2016年9月イギリスより帰国。茨城県出身。家族はカナダ人の夫と2012年生まれの娘。ライター業のかたわら、新卒以来勤めた会社を退職し起業に向けて準備中。また、娘のインターナショナルスクールのボランティア活動に精を出している。