子どもをめぐる悲しい事件や事故があとを絶ちません。\r\n虐待という文字を目にすることも増え、その度に胸が痛みます。\r\n\r\n周りに頼る人がいなくても、わからないことはスマホやパソコンで簡単に検索できる時代。\r\n\r\n情報が多すぎて迷うことや、思い通りにいかない子育てに悩み、一人で悶々と負のループに迷い込んでしまう。\r\nそんな経験は、誰しもあるのではないでしょうか。\r\n\r\nでも、子育てをひとりで抱え込まないで。\r\n思い切って悩みを口に出すことで、心が軽くなることもあるのです。\r\n\r\n「孤育てをなくそう」をテーマに、助け合いの精神で地域を支える「全労済」と、お母さんはスゴイ！を伝える「お母さん大学」がタッグを組んで、「地域を笑顔に。お母さんを主役にする助け合い」を実施中です。\r\n\r\nお母さん大学が発行する「お母さん業界新聞」が、全労済の約200店舗で2016年9月～2017年2月まで無償で配布されます。\r\n\r\n

「お母さん大学」とは

\r\n\r\n\r\n\r\nお母さん大学は、2008年春に開校。\r\n一人ひとりのお母さんの心の中にあるカタチのない学びの場であり、キャンパスはそれぞれの地域や家庭、先生は子ども。\r\n\r\n一人ひとりのお母さんの心を育て、子育ての素晴らしさを心と体で感じる場所です。\r\n\r\n「お母さん大学」は、母親同士が情報を共有し、発信し、学び合う場。\r\n「お母さん業界新聞」をテキストに、お母さん自らペンを持ち発信することを勧めています。\r\n\r\n

「お母さん大学」を立ち上げた思い

\r\n\r\n「母親は支援される人ではない」「母親は決して弱者ではない。母親こそ素晴らしい存在である。もっと、母親の能力や価値を認め、生かせる社会を」という学長の強い思いから、お母さん大学は誕生したのだそう。 \r\n\r\nお母さん大学は、「お母さんを一人にしない」「お母さんはたすけあう！」「お母さんはスゴい！」を合言葉に活動しています。\r\n\r\n「子育ては大事業」であり、日本中のお母さんたちが、「お母さんはスゴい！」を心で感じることができたら、きっとどんな苦労も乗り越えられるはず。\r\n\r\n100人いたら、100通りの子育てがあっていい。\r\nお母さん一人ひとりが、まずは「自分」に、そして自分の子育てや生き方に自信を持つことが大切なのだと、学長は話します。\r\n\r\n

お母さん業界新聞とは

\r\n\r\n母親であることの喜びや、子育ての素晴らしさを伝える新聞です。\r\n\r\n子育ての発見や感動・喜びや悩みなどが共感を生み、お母さんの心が広がることを目的に、お母さんが記者になり、日々の生活の中で起こったこと・感じたことを発信しています。\r\n\r\n「月刊お母さん業界新聞全国版」は、全国で10万部発行しています。\r\n\r\nこのほか、地域のお母さん記者が編集長となって発行している「エリア版」「地域版」、携帯電話やパソコンに無料で配信している「メール版」があります。\r\n\r\n

『お母さん業界新聞』無償配布を全労済全国約200の店舗が行う試みについて

\r\n\r\n2つの団体の共通点は、たすけあい。\r\n\r\n「たすけあい」の精神で地域を支える全労済と、「お母さんを一人にしない、お母さんはたすけあう」活動をするお母さん大学が、お母さんを主役に、地域を笑顔にし、未来をつくる活動です。\r\n\r\nお母さん大学には、昨年ネットで話題となった「何もできないという価値」を発信したお母さん大学生もいて、ユニークで熱い、さまざまなお母さんが集まり活動をしています。\r\n\r\n「お母さん業界新聞」を読めば心もほっこり、きっと地域に笑顔が広がります。\r\n一人ひとりのアクションが「孤育て」のない社会に繫がるはず。\r\n\r\nぜひ、「お母さん業界新聞」をもらいに全労済へ足を運んでみてください。\r\n\r\n

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竹澤 よう子

１児のワーキングマザー。現在は少しずつWebデザインやライティングの勉強もしています。楽しいことが大好き！趣味は、娘と一緒に楽しめることを探すこと・旅行・カメラなど。